こんにちは
自問自答ファッション通信です。
今回は私が愛してやまないラグジュアリーブランドについて少しでも知って欲しいと思いますっ💅
シャネルやルイヴィトン、フェンディ、セリーヌ、エルメスなどのラグジュアリーブランドは限られた人達のものではありません。誰もが見て触れて楽しめる良質なエンターテイメントです💃

目次
🕵️なぜ、ラグジュアリーブランドをちょっと嫌厭しちゃうのか
私も20代の頃はファッションが大好きだけれど踏み入れられない領域、それがラグジュアリーブランドだと思っていました。どんなに知っても買えないし、自分の人生に関わりがないな〜と思っていたのです。
「興味ないので…」「高価で生活に関係ないので…」「私の人生には必要のないものなので…」と思っていらっしゃる方も多いかもしれません。(もちろん、それでも良いのです!)しかし、知ってみるととっても面白い世界が広がっています。ブランドは必ずしも買うものではありません。
「Don’t think! Feel🐉」 まずは見て感じて楽しむものです。
美術館でピカソを見てポストカードを買うように
美術館が大好きな私たち。
せっかく目の前にあるピカソの絵を「高価で買えないから見ないようにしている」と言う方はいらっしゃらないと思います。私もピカソの絵を買うことはできませんが、美術館に行ったら絵をしっかり見ます👀見て感じて精神に焼き付けて、最後のショップでポストカードを買って帰ります。
ラグジュアリーブランドの路面店でも同じこと。店内をじっくり見させていただいた後はショップ併設のカフェでお茶を飲んで帰って良いのです。あたかも美術館のように楽しむ事ができます。
私もじっくり拝見させていただいて、時々小さな買い物をしたり、年に一度は思い切って好きなものを購入したり、思いっきり満喫しています。(買わない日は長居はしないようにしていますが、思い切り心に焼き付けています)❤️🔥

👗ラグジュアリーショップの買上率は、実はそんなに高くない
「買上率」と言う言葉を知っていますか?
お店に来店した人数のうち何人が購入してくれたかの割合です。ラグジュアリーショップに来店した人全員が物を買うわけではありません。「いいものがあるかな?」「どのお店で買おうかな?」と見にくるお客さまが大半です。あなたがショップに行って商品を手に取って「一度検討します。」とお店を出ても店員さんにとっては1日に何十件もある「普通のこと」です。「買わないから」とショップに入っていけない訳ではないのです✨
🙋♀️販売員さんも普通の人である
ツンとすまして見えるラグジュアリーブランドの店員さんたちも「我々と同じ生活水準の普通の人」です。普段の私服は我々と同じ水準の服を着て、同じものを食べています。お隣の家のお姉さんと話している感覚で緊張しなくて大丈夫です。(実際のところみなさん素晴らしいプロフェッショナルさん達です。こちらが丁寧に接すれば、嫌な思いをすることはそうそうありません。)たま〜に冷たい対応を受けてしまったら「この店員さんは誰にでもこんな感じなんだな〜」と気にしなくってOKです👌
👜ラグジュアリーブランドは「見るもの」である。
ショップに足を運ぶ勇気がまだない人はインターネット上で存分に楽しみましょう。公式HP、instagram、twitter、LINE。デジタル媒体を持たないラグジュアリーブランドなどもはやありません。一昔前は「閉ざされて秘密主義」だったファッションの世界も、今やすべての人々に開かれています。
ショーの内容も、職人の顔も、価格も全て公開しどのブランドも「もっと見て!もっと知って!」と叫んでいます。たくさんの方々に知ってもらうことは、ラグジュアリーブランドにとっても「ありがたいこと」なのです。

💜シャネルのネイルエナメルは3,520円(税込)※2020年の価格です
シャネルのネイルエナメルは3,520円(税込)です。正直な話、ネイル界ではかなりの高価格だと思います。しかし私は1日平均20分くらいシャネルを見て感じて考えています。「趣味:シャネル」です。
もちろんシャネルのコスメは高価でなかなか買えないのですが、動画を見て、SNSを見て、じっくり味わい尽くした上でネイルエナメル3,520円(税込)を買っています。そして365日自らの手の先をキラキラ見つめています。3,520円。そう考えると安いな…!と思っています。私はきっと「ネイルエナメル」だけを買っているのではありません。シャネルの信念と自信とパワーを分けてもらっているのです。
インサイドシャネルというとてつもなく美しい動画があります。みなさんに一度は見て欲しい、波乱万丈なシャネル 列伝。おしゃれでアートで泣けます(しっかりWiFiが繋がるところで見てください!笑)🙌
🌟コスメラインがあるのは知名度を上げるため
シャネル、ディオール、イブサンローラン、最近ではグッチやエルメスも。コスメラインを持つラグジュアリーブランドは少なくないですよね。これにはもちろん「ブランドの世界観をトータルで感じて欲しい」という意味もありますが、一番の理由は「ブランドを知って欲しいから」に他なりません。
👀無料イベントもたくさん
最近ではシャネルの「マドモアゼル プリヴェ」展、エルメスの「夢のかたち Hermès Bespoke Objects」、店舗での写真展などなど無料で体感できるイベントが数多く開催されています。(予約制の場合もあります)写真がOKな場合も多く、「知って!感じて!拡散して!」と意欲的です。銀座の「メゾンエルメス」では、8階のフォーラムで定期的にエルメス財団主催の入場無料の展覧会が行われています。私は毎回足を運び「こんなに良質なアートで美的感覚を育ててくれる憧れのエルメスにいつか恩返ししたいな」と言う気持ちを育てています。みなさま行ってみてくださいね。

💛ラグジュアリーブランドは体験型エンターテイメント
「店舗に行くのは気が引ける…」と言う方はぜひちょっと知ってからお店に行ってみてください。
HPでデザイナーの意思を感じ、商品ラインナップを把握し、値段をチェックした我々にとってリアル店舗はまるで駅前にあるディズニーランド。ミッキーに手を振るようにバッグを手に取り、エレクトリカルパレードを見るように香水を試し、そのうち憧れのミラコスタに泊まるように雑貨を買えばいいのです。心弾むエンターテイメントです!
🌱環境にもいいかもしれない
「サスティナブル(持続可能)なファッションを!」と叫ばれて久しい現代社会。
ラグジュアリーブランドは。腕の良い職人を育て生活を守り、自然に考慮し(でないと売れないので)、大量生産と真逆な世界です。高品質なため代々受け継ぐことができ、セカンドユーザーにお譲りする際も欲しい人が必ずいます。私は先日、母の30年ものの「朽ち果てたルイヴィトンの財布」を一か八かで大黒屋に持っていったのですが、原型を留めていない形でも無事買い取ってくれました。バイヤーさん曰く「焼け焦げてなければ大体買い取ります。」とのこと。「母さん、これが本物のサスティナブルだな…」と思いました。(朽ち果て具合をみんなに見せたかった…写真撮っておけばよかった…)

👞心の輪郭を縁取るもの
ラグジュアリーブランドは他者に向けた見栄のためのものではありません。着る人の心の底にあるクリエーションの輪郭を縁取り解像度を上げてくれる魔法です。そして、ブランドデザイナーの熱く燃えたぎる意思が大事な心を包むのです。

まとめ
ファッションをまずはエンターテイメントとして面白がって欲しい!と強く願っています。
ラグジュアリーブランドから日本の老舗、個人のクリエイターに至るまで美しいものはたくさんあります。ファッションの世界は現実で身につけられる楽しいエンターテイメントです。ぜひ、リアルに味わってみてくださいね。
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