「変わっていることは素敵なこと」ジャンポール・ゴルチエ『ファッション・フリーク・ショー』を観てきました👀

こんにちは、自問自答ファッション通信あきやです👗

東急シアターオーブで開催中のジャンポール・ゴルチエ「ファッション・フリーク・ショー」をパタリーりえさんと観てきました🥰素晴らしい舞台でしたのでちらっと感想をお伝えしていきます
☆公演日程:2023年5月19日(金)~6月4日(日)(平日に行ったので当日チケットもありました!)

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👗ジャンポール・ゴルチエさんとは

フランス生まれのファッションデザイナーさん。マドンナのライブ衣装や、映画「フィフス・エレメント」の衣装でも有名です。2020年のオートクチュールコレクションでファッション界からの電撃引退を表明した後、エンターテイメントの道へ。今回のショーはゴルチエさんのファッション漬けの半生を描いた自伝的ミュージカルです!独創的でポップでユーモラスな演出で、とにかく始終明るいです。たくさん笑って愛情に満ち溢れ、最後にはちらっと泣けました。パフォーマーさんたちの衣装は実際にパリコレを彩ったオートクチュールです✨ロックな歌ときらびやかなダンスが満載で時間が経つのがあっという間でした。

🎬きゅんとしたシーン

舞台の初めから終わりまでずっとずっと「服で感情を表す」という演出に圧倒されました。言葉の演出がほぼない中でも(一部英語のセリフはありましたが)ファッションと音楽とダンスで「今どんな気持ちなのか」という感情が伝わってきます。くまちゃんのぬいぐるみの衣装でノリノリに踊っていたり、80年代のパンクテイスト、90年代のクラブテイストなど、ファッションの歴史も詰まっています。どれもサービス精神旺盛な演出なのでとても伝わりやすいです。

そんな中、特に素晴らしかったのがゴルチエさんがパートナーのフランシスさんと恋に落ちたシーンでした。2人が身体を寄せ合って一枚の大きなボーダーシャツを着ることで「惹かれあっている」「繋がっている」「一心同体である」ことを完璧なまでに表現していました🌸恋がはじまる瞬間のとろけるようなロマンチックさを「服」で表すことができるのは、キャリア50年のゴルチエさんだから為せる技だな…!と思いました。さすがです…👏

👀フリーク=変わり者

今回のタイトルにもなっていた「フリーク」という言葉は「変わり者、変人、奇人」という意味で使われる言葉です。幼少の頃から空想が大好きで勉強よりも想像を大切にしてきたゴルチエさん。多様な人種やボディサイズのモデルを起用し、ジェンダーニュートラルなファッション表現を続けてきました。一見とても派手で奇抜な衣装に見えますが、ゴルチエさんの持つハッピーな精神とデザインで「心のままでいることが自然体である」と伝わってきます。

舞台のラストにはゴルチェさん本人がビデオメッセージで「美はあらゆるところに存在する。フリーク(変わっていること)は素敵なことだ。」と心温かな言葉を観客に投げかけます。ゴルチエさんの生涯をかけたファッション表現とひとりひとり個性をしっかり持っているパフォーマーさんたちの瑞々しい身体表現に心が救われ大きな力をもらえました。

6月4日(日)まで公演中なのでご興味ある方はぜひ覗いてみてくださいませ☺️

🍰おまけ🍰〜どんな時も美を見つけること〜

今回の舞台の中で「美しさは見つけるものだ」という言葉がありました。ゴルチエさんはデザイナーとしてずっと新しい美しさを見つけてファッションとして作り出して、そして身につけてきたんだな、と心にじんわり響きました。

前述したように、最初から最後まで底抜けに明るい舞台内容演出でしたが、パートナーの死やエイズ撲滅のために活動してきた記録や、多様なモデルを採用してファッション界を率いてきた異端児としての苦悩など辛いテーマも含んでます。それを底抜けに明るく(時にエネルギッシュに)描くところが彼の素晴らしいところであり「美しさを見つけられる人」だからこそ表現できた世界なんだなと感じました。太陽のような大きな愛を存分に受け取りました。私もゴルチエさんを心に、どんな時もどんなものにも美しさを「見つけられる人」でありたいと願っています。

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