こんにちは
自問自答ファッション通信です。
目次
シャネルに学べ
今回は私も大好きなシャネルさんにおしゃれになるための哲学を学んでいきたいと思います!
テーマは「私のモチーフ」です。モチーフとは「ハート型」とか「星型」とか「その人らしいな」と感じさせる「形」のことです。「ドット柄」とか「豹柄」とかでも良いのです。皆さんには自分らしい「モチーフ」ってありますか?

自分らしいモチーフを持つと心が強くなる
シャネルには代表的な3つのモチーフがあります。この3つには深い深い意味やエピソードがあり、そのエピソードを知っているとシャネルを見るたびに心がキュッと強くなる気がします。今日はその3エピソードをお伝えいたします。

(※シャネル関係の本を10何冊一気読みした私の独断と偏見なので、ちゃんとしたエピソードが知りたい人は各自調べてね♡本や映画によってかなり解釈も違うし、内容は違います。今回は私、自問自答フィルターで楽しんでね♡)
愛の象徴カメリア

まず、シャネルと聞いてすぐに思い出すのは丸くて可憐に咲く白い花「カメリア」。カメリアはシャネルが最愛の恋人アーサーカペル(あだ名はボーイ)から最初に贈られた花だったからだと言われている「愛の象徴」なのです。
ボーイさんはシャネルが始めた店に出資をしてくれた人でもあり、シャネルに、仕事(つまり自立出来る機会)を与えてくれた人なのです。

しかし、シャネルとボーイさんは身分の差があって結ばれません。それどころかボーイさんは他の人と結婚してしまい、さらに交通事故で亡くなってしまいます。
焼け焦げた車の前で泣き叫ぶシャネル、この時36歳。シャネルは後追いをするか迷うのですが、彼が与えてくれた仕事がどうしても手放せなくて創作を続けます。ボーイさんからもらったパールのネックレスを生涯肌身離さず身につけていたシャネル…うう、カメリア…パール…。
この時点で、どれだけモチーフのエピソードが愛に溢れているかわかってくれたかと思います。私がシャネルブティックの前で泣いているのにもこんな理由があるのです。(不審者ですな…)
希望の象徴コメット(彗星)

次に思い起こすのは「コメット」という彗星のデザイン。コメットは、シャネルが幼少時代過ごした修道院の廊下に描かれた装飾がデザインモチーフとなっています。
シャネルが親に捨てられた悲しみや女性の社会進出の難しさに歯を食いしばって耐え、飛び出した際の希望を表しているのでしょうか。

まだ女性に選挙権がなかった時代。修道院では花嫁教育を学んでいたが身分の差で最愛の恋人と結婚できなかったシャネル…。
「花嫁修行しかさせてもらえない」のに「身分の差で結婚できない」って恐ろしいですよね…。コメットは自分で仕事を持ち戦い抜いたシャネルを奮い立たせるモチーフなのです。
守ってくれるライオン(獅子)

シャネルの代表的なモチーフの三つ目は、「ライオン(獅子)」最愛のボーイさんを亡くし、悲しみにくれていらシャネル。ヴェネチアで出会った遺跡がインスピレーションを与えてくれたのですって。
シャネルは獅子座ということもあり、「自分を護ってくれる象徴」として獅子モチーフをボタンに使ったり金具に使ったり、インテリアに取り入れています。

「私は獅子の徴のもとに生まれました。私はライオンのように爪を使い、私を傷つけようとする人たちから身を守っています。でも信じて。私は爪を立てられるより、爪を立てた時のほうが傷ついているのです」ガブリエル・シャネル
(自問自答ファッションのあきやは蟹座なのですが、私がデザイナーになったら失恋して蟹食べて元気出したエピソードで蟹モチーフ作るしかないのか…弱そうだ…)
自分らしいモチーフを持つと心が強くなる

自分らしいモチーフのアクセサリーやアイテムを持つととても心が強くなります。私の愛用のバッグはボストンテリアのモチーフですが、10年働いた会社を辞めようと決めたとき「この顔のように余裕しゃくしゃくで世の中を生き抜いて生きたい」という強い想いを込めて購入しました。なので私の愛用モチーフは「ちょっととぼけた顔モチーフ」です。
エモーショナルファッション
私は「エモーショナルファッション」という考え方を大事にしています。これは私の造語なのですが、「自分のパーソナルな想いやエピソードがあるものを身につける」というのが一番その人を強くしてくれて「自分らしい服装ができているな」と心から思えるからなのです。
みなさんもシャネルにならって自分の心を強くするような「モチーフ」を見つけてみてくださいね。
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