自分のファッションのメインコンセプトを決めよう

こんにちは
自問自答ファッション通信です。

2019年度も幕を開けました。クリアランスも始まっておりますが、自問自答的にオススメなのは「セール品を買うこと」ではなく「次のシーズンの新作を買うこと」です
よく「セール品を買いに行ったけど、春物がよく見えて買っちゃた」という話を耳にしますが、それ、正解です。1月初旬から中旬は、実は「次のシーズンに向けたコレクションのスピンオフ」が店頭に並ぶ時期でもあります。今すぐ買って次の春夏に向けて着られるアイテムなんてファッション的には超絶最高じゃないですか。

みなさんがそんな「新作」を手に取る際に、自分のファッションについて決めてほしい、「メインコンセプトについて」をまとめてみました。今回はファッションにあまり興味がない方にとっては割とマニアックな内容になりますが、ワークショップ感覚でぜひやってみてください。

【自分のファッションの「メインコンセプト」を決める】

ファッションを楽しむために最も重要なのが「コンセプトを決める」ことです。ほとんどのアパレルブランドでは、ブランドの「メインコンセプト」というのが存在します。アパレルにとっては商品を作るときの指標になります。これを、あなた自身でもやってみましょうという提案です。コンセプトといっても簡単なもので良いのです。(でも、作り込むほど楽しいのですが)自分の「座右の銘」や「人生のテーマ」のようなものがある方は、それを使っても良いのですが、まずは自分の好きなブランドのHPをみて参考にしてみましょう。

例えば、私の好きなブランド「UN3D.」のメインコンセプトです。↓

UN3D.(アンスリード)とはUN STANDARD, UN SIMPLE, UN SIMILAR、3つのUN(アンチテーゼ)を語源にしており、時代、流行、常識、固定概念に1つ1つ疑問を持ち、自由な個性や感性を大切にしたいという思いを込めています

続いて私のお気に入りブランド「UNITED TOKYO」のメインコンセプトです。

FROM JAPAN TO THE WORLD ALL MADE IN JAPAN 伝統的なモノ、最先端のモノ、異文化のモノも絶妙なバランス感覚で調和できる 「TOKYO」特有の感性  そのクリエーションと共存する「日本の産地」で培われた伝統的な技術と高い品質 それは普遍的であり、一つ一つにスタイルやストーリーを持つというコト それはヒトの手によって創りだされ、次世代へと受け継がれていくモノ モノからコト コトからヒトへ UNITED TOKYOが東京のクリエーションと日本の技術のプラットホームになれば良いそんな想いと創造を東京/日本から世界へ発信していきます

さらに「beautiful people」のコンセプト

beautiful peopleは、自分の目で世界を見ています。色や形を語る前に、ほんの小さな縫い目の違いを見る。

性別で大区切りにされたサイズではなく、1センチずつの違いを見る。街を歩くことは、ショーのステージを歩くことだと考える。流行るものでなく、ずっと残るものを選ぶ。世界を好きに変えることはできないけれど、世界を見る視線は自分で選べるはずだから。

さらにさらに「Mame Kurogouchi 」のコンセプト

ブランドコンセプトは「現代社会における戦闘服」。自己実現のために目標を掲げ、仕事を全うし、夢を描き、恋をする現代の女性からして、本質的な概念としての「戦」がそれぞれに存在するという考えのもと、女性が自らの意識をより高度な位置へと昇華させるために纏う、たおやかで力強い「現代社会における戦闘服」を追求していきたいと考えている。

ちょっと、4ブランドとも、素敵すぎません!?(ただのファン)

その人の好きなブランドと生きていきたい方向は自然と重なるのですよ。(と勝手に思っています)

私のファッションのメインテーマとして、共感したワードを抜き出してみます。

UN STANDARD, UN SIMPLE, UN SIMILAR、3つのUN(アンチテーゼ)
伝統的な技術と高い品質
街を歩くことは、ショーのステージを歩くことだと考える
たおやかで力強い「現代社会における戦闘服」

前から決めていた私自身のファッションコンセプトは「人生を主役で生き抜くために自問自答するファッション」ですが、さらに「世間へのアンチテーゼを心に、技術と伝統に後押しされて心を強くしてくれる戦闘服」であることにしました。これに当てはまらない服は買わないようにしようと思います。今までもこの信念は持っていたのですが文字に起こすとなかなか心に刻まれて良い感じです。

今まで「好きなブランドやよく着ているブランドはあるけれどコンセプトを知らなかった!」という方も多いと思います。服を選ぶ際に「デザイナーの意思」を感じ取ることはとても重要です。(着るときに身が引き締まるからです。)現代社会においてファッションというのは「身体の保護」という機能面の他に「文化(人類の理想を実現して行く、精神の活動)」という側面が大きくあります。

ファッションのメインテーマを決めると不思議に自分の仕事やプライベートや人生についての「あり方」も浮き彫りになります。ぜひお時間があるときに試してみてくださいませ。

おまけ
以下は、私のどハマりしているブランドGUCCIの2019年クルーズコレクション(11月~1月に店頭に並ぶライン)のシーズンテーマです。↓

「エンブロイダリーが施されたベルベットのドレスとケープをまとい、花を握りしめて亡き夫に会いに来た女性。タイガー ストライプの細身のパンツに蛍光色のベルトバッグを合わせて、ロックスターを夢見るキッズ。アレッサンドロ・ミケーレがデザインしたルックに身を包んだモデルたちは、墓地でのパーティーのゲストという設定で、闇に包まれた南仏アルルのアリスカン遺跡のプロムナードを歩きました。ランドリーバッグ風のショルダーバッグには、ホテル「シャトーマーモント」のマスコットでギリシャ神話に登場する牧神が描かれ、フローラ プリントに彩られたスカーフは、ローマ帝国末期の流行にインスピレーションを得た複雑なヘアスタイルを飾りました。」

「ローマ時代、アリスカンは墓地でありプロムナードでもありました。そして1700年代には市民の歩道となりました。墓地ではなく、しかしそうでもあり、異なる性質をあわせ持っています。私はそのように、さまざまな見え方をするものが好きなのです」アレッサンドロ・ミケーレ

うむ、、墓場での、パーティー?アリスカン遺跡?プロムナード?
世界観が…!世界観がニッチすぎやしないか!!笑
「墓場は死を思う事により生を感じられる場所→今を生きろ」という意味なのかなと私は解釈しました。(勝手に)
これを自分のテーマにするのはちょっと、荷が重い気がするのですが笑
私は最近のGUCCIのキーワードである「複雑」「混沌」「サブカルチャー感」「アンダーグラウンド感」に惹かれているのだと思います。こんな風に色々と解釈しながら考えてみるのもとても楽しいです。

これから洋服や雑貨を購入する際にはぜひ「コンセプト」を意識してみてください。そしてあなただけのファッションコンセプトを築き上げて生きましょう。人生がさらに豊かになる事間違いなしです。

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