自分のファッションのメインコンセプトを決めよう

こんにちは
自問自答ファッション通信です。

2019年度も幕を開けました。クリアランスも始まっておりますが、自問自答的にオススメなのは「セール品を買うこと」ではなく「次のシーズンの新作を買うこと」です。よく「セール品を買いに行ったけど、春物がよく見えて買っちゃた」という話を耳にしますが、それ、正解です。1月初旬から中旬は、実は「次のシーズンに向けたコレクションのスピンオフ」が店頭に並ぶ時期でもあります。今すぐ買って次の春夏に向けて着られるアイテムなんてファッション的には超絶最高なのです。

みなさんがそんな「新作」を手に取る際に、自分のファッションについて決めてほしい、「メインコンセプトについて」をまとめてみました。今回はファッションにあまり興味がない方にとっては割とマニアックな内容になりますが、ワークショップ感覚でぜひやってみてください。

【自分のファッションの「メインコンセプト」を決める】

ファッションを楽しむために最も重要なのが「コンセプトを決める」ことです。ほとんどのアパレルブランドでは、ブランドの「コンセプト」というのが存在します。アパレルにとっては商品を作るときの指標になります。これを、あなた自身でもやってみましょうという提案です。コンセプトといってもまずは簡単なもので良いのです。(でも、作り込むほど楽しいのです♡)

好きな本や雑誌からグッときたキーワードを見つけ出してもいいですし、自分の「座右の銘」や「人生のテーマ」のようなものがある方は、それを使うのもおすすめです。

例えば私の心を掴んだキーワードと導き出したコンセプトはこんな感じです↓

ぐっときたキーワード…「優しさ・強さ・前向き・挑戦・唯一無二」

導き出したコンセプト…「周りの人に優しくて、強い意志を持っていて、どんなことも前向きに挑戦していける唯一無二のスタイリスト」

「思い浮かばないな…」という方はまずは自分の好きなブランドのHPをみて参考にしてみましょう。

例えば、私の最愛ブランド「シャネル」のコンセプトです。↓

古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像

私の好きなブランド「UN3D.」のメインコンセプトです。↓

UN3D.(アンスリード)とはUN STANDARD, UN SIMPLE, UN SIMILAR、3つのUN(アンチテーゼ)を語源にしており、時代、流行、常識、固定概念に1つ1つ疑問を持ち、自由な個性や感性を大切にしたいという思いを込めています

そして「Mame Kurogouchi 」のコンセプト

ブランドコンセプトは「現代社会における戦闘服」。自己実現のために目標を掲げ、仕事を全うし、夢を描き、恋をする現代の女性からして、本質的な概念としての「戦」がそれぞれに存在するという考えのもと、女性が自らの意識をより高度な位置へと昇華させるために纏う、たおやかで力強い「現代社会における戦闘服」を追求していきたいと考えている。

ちょっと、3ブランドとも、素敵すぎません!?(ただのファン)その人の好きなブランドと生きていきたい方向は自然と重なるのですよ。(と勝手に思っています)

ここからぐっときたキーワードを抜き出してみます。

自由で自立した女性
自由な個性や感性
たおやかで力強い「現代社会における戦闘服」

導き出したコンセプトはこんな感じです↓

たおやかで力強く自由な感性を持つ自立した

コンセプトが決まると、当てはまらない服は買わないようにしようと決意できます。

今まで「好きなブランドやよく着ているブランドはあるけれどコンセプトを知らなかった!」という方も多いと思います。服を選ぶ際に「デザイナーの意思」を感じ取ることはとても重要です。(着るときにパワーをもらえるからです。)

ファッションのメインテーマを決めると不思議に自分の仕事やプライベートや人生についての「あり方」も浮き彫りになります。ぜひお時間があるときに試してみてくださいませ。

おまけ
以下は、私のどハマりしているブランドGUCCIの2019年クルーズコレクション(11月~1月に店頭に並ぶライン)のシーズンテーマです。↓

「エンブロイダリーが施されたベルベットのドレスとケープをまとい、花を握りしめて亡き夫に会いに来た女性。タイガー ストライプの細身のパンツに蛍光色のベルトバッグを合わせて、ロックスターを夢見るキッズ。アレッサンドロ・ミケーレがデザインしたルックに身を包んだモデルたちは、墓地でのパーティーのゲストという設定で、闇に包まれた南仏アルルのアリスカン遺跡のプロムナードを歩きました。ランドリーバッグ風のショルダーバッグには、ホテル「シャトーマーモント」のマスコットでギリシャ神話に登場する牧神が描かれ、フローラ プリントに彩られたスカーフは、ローマ帝国末期の流行にインスピレーションを得た複雑なヘアスタイルを飾りました。」

「ローマ時代、アリスカンは墓地でありプロムナードでもありました。そして1700年代には市民の歩道となりました。墓地ではなく、しかしそうでもあり、異なる性質をあわせ持っています。私はそのように、さまざまな見え方をするものが好きなのです」アレッサンドロ・ミケーレ

うむ、、墓場での、パーティー?アリスカン遺跡?プロムナード?
世界観が…!世界観がニッチすぎやしないか!!笑
「墓場は死を思う事により生を感じられる場所→今を生きろ」という意味なのかなと私は解釈しました。(勝手に)
これを自分のテーマにするのはちょっと、荷が重い気がするのですが笑
私は最近のGUCCIのキーワードである「複雑」「混沌」「サブカルチャー感」「アンダーグラウンド感」に惹かれているのだと思います。こんな風に色々と解釈しながら考えてみるのもとても楽しいです。

これから洋服や雑貨を購入する際にはぜひ「コンセプト」を意識してみてください。そしてあなただけのファッションコンセプトを築き上げて生きましょう。人生がさらに豊かになる事間違いなしです。

「14歳の時に着ていた服」があなたの人生を決めるかもしれない ヴィヴィアン・ウエストウッド