こんにちは、自問自答ファッション通信です。
突然の【矢沢永吉さん】にファッションとの接点を見出せず、不安な気持ちを抱えている読者の方もいらっしゃると思いますが今回は「コンセプト」のお話です。
「俺はいいけどYAZAWAがなんていうかな?」
私はこの言葉が大好きです。
矢沢永吉さんが「俺=素の自分」と「YAZAWA=アーティストとしての自分」を持っているからこそ出るこの台詞。私が服を買うときに毎回頭をよぎる言葉です。
服を選んでいる際に「この着すぎて穴の空いたニット着たいよ~楽だし、あったかいし…」という「ありのままの姿の私」出てくることがあります。(実に、よくあります。)
楽、安い、考えなくていい、これでいいや。人間は気がつくとよりイージーな方へ傾きがちです。
そんなときは心の中に住んでいる矢沢永吉さんに「俺はいいけどYAZAWAがなんていうかな?」と言ってもらいます。
「わたしはいいけど、JIMONJITOUはなんていうかな?」と言うことです。
私自身のコンセプトは「自問自答」ですし、ファッションでは「戦闘服」を纏うと決めています。ひとりで世の中を生き抜くためにファッションの世界を突き詰めたいと思ったから。強くなりたいという気持ちからです。
成りあがるためには意志の強さが必要です。
服を買うときはとても深く考えます。「人が見てなんて思うだろう」というよりは、「これは自分の心を守ってくれる服かな?」「コンセプトに合っているかな?」と考えるのです。真剣に考えて出た答えが穴あきニットだったら、それはそれでYES MY LOVEですが。
深く深く考えて買った服は失敗がありません。
コンセプトで選んだ服は、その人の心を強くしてくれます。自分のことが好きになって、人前で堂々と自分の意見を言えて、他の人を心から褒められるようになります。

私はファッション講座でお客さまにインタビューしたキーワードをもとに「コンセプト」をお作りして後日メールでお渡ししています。
最初は服を選ぶ「おまけ」として作っていましたが、私自身もお客さまも「コンセプト」があった方が服を選びやすいと気がついたのです。コンセプトは一言で言い表せる事もあれば、長めの文章になることもあります。
あなたは「ハリウッド女優です!」と言うこともあれば、「青き衣をまといて金色の野に降り立つ者」みたいなこともあります。(あくまでも一例です。我ながらポエミー。)できるだけ「面白く」その方の芯を表すような言葉を意識しています。
コンセプトを決めると「着るべき服」と「着ない方がいい服」が客観的に分かるようになります。
「私はいいけど、ハリウッド女優はこんな10年前のスニーカー履くかな?」
「私はいいけど、ハリウッド女優は首元テロテロのTシャツ着るかな?」
「私はいいけど、ハリウッド女優なら後輩の女優ちゃんたちに憧れられる存在でいなきゃいけないよね。」
気が引き締まりますし、まさに「自問自答」ができるようになります。
「いつも心に【矢沢永吉さん】を住まわせること」
コンセプトを持つということはありのままの自分の他に、信念軸での選択肢を持つことです。ぜひ、ご自分のファッションコンセプトを作ってみてくださいね。
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