ファッションを制服化するということ

こんにちは
自問自答ファッション通信です。
サカナクションの山口一郎さんのファッション感性にとても共感したのでシェアします。

https://www.fashionsnap.com/article/2018buy-ichiroyamaguchi/

山口一郎さんの作る音楽やライブもとても良いのですが、考え方が本当に素晴らしく大好きなのです。高い美意識だからこそ生み出せる音楽、カルチャー、思考。他と同じにならないし、長く愛されるアーティストの秘訣だと思います。

私もこの一年、ファッションを意図的に「ユニフォーム化」することでより深く服のことを考えるようにしてきました。しかし、初めて会う人にはそんな信念は伝わりづらく、「あの人、3日間同じ服着てるよ…」と多分哀れに思われていました。(365日洗濯をするので毎日でもおんなじ服が着れちゃうんです。)山口さんはインタビューの中で「音楽とファッションの近いところは意味のある考え方」であるとおっしゃっています。私も服のオタクとして「意味や信念を着ている」のだと思っています。ファッションはカルチャーなので文化そのものを着ているのですよね。

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズやFacebookの創立者マーク・ザッカーバーグも毎日同じ服を着ていたことで有名です。ジョブズもザッカーバーグも山口一郎さんも「何かを生み出すために」「考え抜かれた一着をずっと着ている」のです。それは「決断の回数を減らすため」だと言われています。仕組み化ってやつですね。そんな私もファッションのことを考え抜くためにユニフォーム化しているのです。(矛盾がある気がしますが笑)ジョブズと私の違うところは「毎年ユニフォームが変わるところ」と「ノームコア(究極の普通)ではないところ」です。だって、そのシーズンの気分で着たいものが変わるのですもの。

コム デ ギャルソンは、「衣服ユニフォーム化ガチ勢」にとっては定番のブランドです。20年前のコレクションでも完璧にかっこいいんです。でもこの「完璧にかっこいい」が曲者で、完璧な女ってモテないんですよ。やっぱりスキのある服の女の子とかちょっとミーハーな服の女の子の方がモテるんですよ。どこに重きを置くかはその人次第ですが、この問題から今まで袖を通して来なかったのです。この辺の問題はちょっと封印しておいて、2019年はさらなるユニフォーム化に向けて挑戦してみようかなと企んでおります。

「家にいる時が一番おしゃれ」と言うのも、もうその通りで、「服の信念は魂に宿る」と思っています。一番長く着るものほど愛とこだわりをかけたいなと思っています。ルームウエアやパジャマって本当に大事です。ボロボロの部屋着を着ていると人生が知らないうちに寂しくなっていきます。

私はダウンコートを着ない主義(ファッション的にまだ許せてない)のですが、最近寒くて心が折れそうになってます。着ない主義とか言ってる場合じゃなくてね、寒いの。そこで、今は「水沢ダウン」が気になっています。勘の良い文化人の皆様はこぞって「水沢ダウン」着ていらしゃいますよね。これは「流行っているから」とか「質がいいから」ではなくて「信念」の部分に感銘を受けているからです。音楽カルチャーでもファッションカルチャーでも「勘の良い人、センスの良い人」と言うのは存在します。その人たちが時代を作っていくのです。

私は服をユニフォーム化しすぎて、8月でも12月でも海外でも、同じ服を着ています。(今年一年かけてかなり変態的に実験していたのです。)そう、愚かでした。1日4回風呂に入るなど謎の健康法と、気力一本で乗り切ってきたのですが、流石に大晦日になりまして「こりゃ寒いな」と感じてきました。やっぱりファッション的には素足が一番かっこいいので、今日も素足にスニーカー履いてたら、足がデスラーより青ざめました。2019年はこの考え方ちょっと緩和して、もうちょっと暖かい服を着たいなと思っています。

関連記事はこちらから↓

私服の制服化 1着のワンピースだけで2ヶ月間過ごした話

秋冬の服を全部手放した話↓

突き抜けている人はなぜギャルソンを着るのか↓