Q .パーソナルカラー診断をしたのですが、あまり好きではない色ばかり似合うと言われました。どうすればよいですか?(30代後半・女性)
A.診断結果は気にしないで、あなたの着たい色を着ましょう!
現在は空前の「パーソナルカラー診断」ブームです。
この診断の記事を見ない月がないくらい雑誌、TV、マスコミ等で取り上げられています。
診断を受けたことがない方でも「私はサマーだと思うのですが、オータムだと思うのですが〜」とお話を聞くことが増えてきました。
この診断ブームに水を差すようで申し訳ないのですが、私ですね、14年間でおそらく3,000人以上の方をコーディネートしていまして、明確に分かったことがあります。
「似合う」って「中身に似合う」なのですよ。
いくら顔と体型が「かわいい雰囲気が似合う」方だったとしても、
性格がさっぱりとしていてアウトドアが大好きで、物事をはっきり言う方だと
「かっこいい雰囲気」が似合ってしまうのです。(逆もまた然りです。)
見た目だけではわからなくても、表情や話し方を見れば、すぐに誰でも分かってしまうことなのです。そしてこれがチグハグだと「違和感」を覚えてしまうのです。
それを私は「魂」と「診断」があっていない。と呼んでいます。
「魂」つまり「中身」と、「外見」があっていないと、いろいろ不便なことが起こります。「おとなしい人だと思っていたのに、結構言い方きついよね。」とか「すごい個性的な人だと思っていたのに、なんか普通でがっかりしちゃった。」とかです。(いやいや、大きなお世話ですけどね。)
いわゆる「ギャップ」と言うやつですが、上手くいかないとなかなか生きづらいのが現状です。
そして、この「中身」と「外見」があっていると言うのをまずは目指してみると、意外性のある良い「ギャップ」も自分で演出できるようになります。
自分の「中身」がまだ定まっていなかったり、自分自身の大きな目標や進路が分かっていないと、「外見」もごちゃごちゃしてしまいます。
例えば私は会社勤めを10年間していましたが、
・仕事で成功したい
・周りの女性と仲良くしたい
・恋愛もうまくいきたい
・でも個性的でありたい など
様々な欲望が渦巻いておりまして笑、やっぱり服装もごちゃごちゃしておりました。
しかし、独立するにあたって
・自分しかできない仕事がしたい
と大きな目標を定めたことにより、着るべき服が見つかりました。
これはパーソナルカラーや骨格診断を超越する「気づき」でした。
診断結果を参考にすることは何も間違ってはいないのですが、
できたら「自分を強く持つ」そして「自分の着たい服を明確にする」と言うのが一番の解決法だと思っています。
パーソナルカラー診断は
・自分が苦手な色に気がつく=無駄な買い物をしなくなる
・今まで着なかった色にチャレンジできる=新しい自分が見つかる
為のひとつの「手段」として、前向きに使うのがポイントです。
実は、noteで人気になった記事もあるので参考にしてみてください。
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